ブルー系のラブラドライト、ペンダントトップです。ラブラドライトの光の逸話。今回はおじいちゃんでした。ラブラドライトがお喋りしたがっているのは、悲しみや苦しみの中にいる人達を勇気づけたいからなのかもしれないって少し、そんなことを思いました。全員がバラバラに物語を紡いでいるようで、実は最後にちゃんとオチが来る…みたいです。この後に、あと二人いますのでもうしばらくラブラドライトの物語にお付き合いいただけると嬉しいです。
多くの者達が戦い、そして死んでいった。血と涙の海で大地はあれ沈んだ。(レイドリック)
悲しみの中、空から突如スペクタクルな光線が降り注ぎ、
ただの岩だった物に光を与えた。
その瞬間、わしらは光明へ導く者達となったのだ。
光の束は岩盤を覆いつくす様に光り、何周もしただろうか。
わしらは、人間で言えば「驚きにまばたきするのをわすれるくらい」にびっくりしたものだった。
何という奇跡があったものだろうかと思った。
この世界、いや、地球が、悲しみを閉じ込めようとするなどと想いもよらなかったことだ。
なぜ、悲しみを閉じ込めようとするのか。
それは人間に対する地球の慈悲だろう。
強い憎しみや悲しみは
地球の浄化力を持ってしても癒し切れない部分もあったのだろう。
膨大に積み重なる悲しみと憎しみの行き場所として、
地球はラブラドライトの光を望んだのだ。
この光の結末はまだ見えていない。
この光となった意識がいずれどうなるのか、わしらにもわからない。
ただ、ひとつだけわかっていることがある。
この光に閉じ込められたが最後、わしらは待ち続けなければならない。
いつか、救い主によってワシらが解放される日を…
その日まで、待ち続けなければならん。
しかしそれがわしらの運命だ。
悲嘆にくれることはなく受け入れている。
何千年、何万年この光の渦に閉じ込められていようとも
一筋の望みは忘れやしない。
いつかかならず、救われるという希望を持つ限り。
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