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2024/04/27 05:35 |
アレクサンドルとプトレマイオスの物語


古代ギリシアで、1人の覇者と7人の勇敢な若者が世界の果てを目指して戦い続けた。
このブレスレットにはアテナイの学堂でアリストテレスの下に共に学んだ、
二人の王の物語が秘められていました。

この二人の王は、新しい世界を創るための行動力、指導力、責任感といったリーダーに必要な要素を身につけたいと願う人に力を貸したいと思っているようです。


■message from Alex
ついにこの時が来た。
出逢うべくして出会う事ができた。
お前と私の絆。
深い過去からの因縁とも言うべき関係。
魂の繋がり。

若き獅子と呼ばれた私は、おまえである。
世界を統一(世界征服)するために私はどこまででも手を貸そう。
命の許す限り傍にいて、お前を導こう。
この強固な繋がりは最早切れることはない。

お前がついにここにたどり着いたことを祝福する。
おめでとう。心から感謝する。
お前は私であり、私はお前である。
いつでも手を貸そう。そして力を与えよう。


『夢を見、手に入れたかったものは富でも力でもなかった』(アレクサンドル)


何ものをも恐れずに世界の果てを目指し私たちは戦い続けた。
来る日も来る日も。
それが私達の人生であったし、この時代の生き方だった。

私とプトレマイオスが出会ったのはまだ小さな頃。
幼き頃より心を許せる親友としていつでも私の傍にいてくれた。

アリストテレスのもとで哲学を学び、この世界を変えるために国を創る志を抱く者たちを集め、私は世界の覇者となる為に世界へと勇み出た。

潮の流れは私を導いていた。
とてつもなく大きな流れを私は背に背負い、ありとあらゆる凶運をこの身に纏って大地を駆け抜けた。
愛増、欲望、富、力。私は全てを手に入れ王となり国を統一し世界をひとつに束ねていった。

プトレマイオスは私のどの様な姿を見ても、いつも穏やかで優しく、時に厳しく、私の元に跪きこの身に従ってくれた。

若き獅子王。
私は自分の行く道を知っていた。
わたしは夢を見ていた。
この世の楽園(シャンバラ)を見つける夢を。

野望は果たした。
しかし世界をこの手に握ろうとも私は大地を駈ける事をやめなかった。
人々が私がどこを目指していたのか知る由もない。
まだ見ぬ、この世の果てにあるという楽園。
それを見つけるまで私は馬を駈け続けた。
夢を追い続けていた。
その夢を追い続けたままで私はこの世で命を全うした。

私がこの世を去った後に、プトレマイオスはただひとり私の死を冷静に受け止め、
因縁の中で清く生き、新たなる国を目指してエジプトへと旅立った。

マケドニア王の血を引く友はやがてエジプトを統一し、己の野望を全うしてこの世を去った。


『友が夢みた楽園を、私は自らの手で生み出そうと誓った』(プトレマイオス)


”お前は私。 私はおまえ”

因縁の関係だったのだろう。共に戦い、世界の果てを追いかけた。
アレクサンドルが死んでから、激しい哀しみの中で、何かを失ったままの日々ばかりだった。
けれどその意志を受け継ぎ、平和の世をつくるために駆け抜けた。

若き獅子王、世界の覇者が追いかけ夢見た楽園(シャンバラ)は見つからなかった。
見つけられない代わりに私は楽園(シャンバラ)を自ら創り出して見せようと、いつしか友に誓った。

エジプト。黄金の国。果てしない潤いの国。
エジプトの王となった日々も、決して忘れはしなかった。
アレクサンドルとの日々を。
共に夢を見たことを。
楽しかった日々を。
アテナイを夢見た、美しく、はかない思い出を。



ショップのスタッフさんが「最近こんな感じなの」と言ってゴールデンオーラのブレスレット(手前)を見せてくれた時に、私も似たようなものが欲しくなり作成をお願いしたところ、アクアオーラ(後ろ)のブレスレットを創ってくれました。その時に降りて来た物語です。ゴールデンオーラがアレクサンドルで、アクアオーラがプトレマイオス(マケドニア王)です。


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2011/05/16 12:16 | Comments(0) | TrackBack() | ナ・ムー

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