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2024/05/19 09:16 |
ラブラドライト(テイシー)の物語
グリーンラブラドライトグリーンラブラドライト
良く見かける形のペンダントトップ。これは表面が緑色が濃いタイプで裏側は青っぽい。今気付きましたが虫っぽい撮り方になってしまってますね(笑)いくつかラブラドライトを持っていますが、私の所に来たラブラドライトは、どの主人公も共通して「血と涙」「悲しみ」の物語を持っているようです。綺麗な輝きの理由をお話ししてくれました。


ラブラドライトの輝きは、たくさんの悲しみと苦しみを光にかえたもの。
一言で伝えるには、あまりにも多くの出来事がありすぎた。(テイシー)


あの日の出来事は今でも今でも忘れられない。
僕達に光が宿った日の事を。

誰が、ただの岩に光が宿るなんて思っただろう。
誰が、単なる岩盤だった自分達が光輝く存在になるだなんて思っただろう。
どんな奇跡が起こったって信じられない。
そんな事は、誰も予想していなかった。
この世界の未来を作る神様だけが知っていた。
知っていたというよりもそう仕組んだというわけさ。

僕らはただの岩石だった。
それも、何万年もそうして自然と共にあった単なる岩石だ。
僕らにとってこうして光輝く事は、それほど素晴らしい事ではない。
僕らは、安らいで自然としてありたかった。

輝きはとても美しい。
だけどこの輝きは、僕らが望んだ輝きじゃない。
ある仕組まれた、構想上の未来の為に、輝かされている…と言った方が正しいだろう。


僕らにとって、人の心はまるで僕ら自身の様に反射する。
例えば君が悲しむとしよう。
そうするとその悲しみは、僕らの光を何倍にも輝かせるんだ。

沢山の人間達が、多くの血を流し、そして悲しんだ歴史がある。
何千年も繰り返し行われて来た殺戮と血の光景。
それを見た人間達のどれほどの悲しみを、僕らは輝きに変えてきただろう。

この輝きは、喜びの輝きなんかじゃないんだって事を、知って欲しい。
僕らは人間達の苦しみや悲しみを、光と輝きに変える存在なんだ。

多くの血が流された。
悲鳴と、殺戮。血の光景。
悲しみの中で僕らは生まれたと言ってもいい。
悲しみを光に変え、そこに希望を見出したいと願う人々の想いによって僕らは輝き続ける。

悲しいラブラドライトの輝き。
暗い中、光を内側から発するように見えるのは、
人の心の中にある、一筋の希望を表しているんだよ。

どうか、幸せであって欲しい。
僕らはいつもそう願っている。




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2011/05/28 08:49 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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